日本合成化学
PVOH樹脂「ゴーセノール」 Technical Site
Home >> ゴーセノール®の概要/危険性および取扱上の注意
ゴーセノール®の概要
■危険性および取扱上の注意

以下にはゴーセノールをご利用いただく上での諸情報を記載いたしました。記載内容は主に公表された資料やデータに基づいて作成していますが、必ずしも保証値ではありません。また、注意事項などは通常の取り扱いを対象としたものです。特殊な取り扱いをする場合には、用途用法に適した安全対策を実施してご使用ください。

ゴーセノール(GOHSENOL)の帰属
化学名  ポリビニルアルコール(PVOH)
慣用名 ポバール
既存化学物質番号 6-682
CAS No. 9002-89-5(完全ケン化型)/25213-24-5(部分ケン化型)
FDA. 食品包装用紙の加工樹脂用などに認可されている。


危険性情報
引火点 70℃以上(セタ密閉式)
発火点 440℃(層状)
520℃(浮遊状)
可燃性 消防法の非危険物、指定可燃物(可燃性固体類)に該当。
粉塵爆発性 爆発下限35g/m3


有害性情報
刺激性 ウサギの眼球への粉末挿入テストでは「部分ケン化型」では異常は認められず、「完全ケン化型」ではわずかに刺激が認められた。ウサギの皮膚へのバッチテストでは「部分ケン化型」ではわずかに刺激が認められたが、「完全ケン化型」での異常は認められず。
急性毒性 経口ラット LD50 2,000mg/kg超
経皮ラット LD50 2,000mg/kg超
ただし上記2例ともラットの死亡例も異常も認められず。
亜慢性毒性 5 % ポリビニルアルコール食塩水溶液(0.9 % )を1ml、25日間、毎日ラットに皮下投与したところ、高血圧症や腎臓、肝臓および心臓肥大が認められた。
がん原生 過去のラットによる実験にみる限り、発癌性は認められていない。
変異原生
(微生物、染色体異常)
ハムスターの染色体テストおよびハツカネズミの微細胞核テストでは、突然変異性は認められていない。細菌を用いる変異原生試験で陰性。
*ポリビニルアルコールは『医薬品添加物規格』(厚生省薬務局長通達)に収載されている。


有害物質分析結果
分析項目
結果
検出限界
分析方法
Pb
検出せず
0.05ppm
原子吸光光度法
Cd
検出せず
0.01ppm
原子吸光光度法
T-Hg
検出せず
0.01ppm
還元気化原子吸光光度法
Cu
検出せず
0.05ppm
原子吸光光度法
Zn
検出せず
0.05ppm
原子吸光光度法
Mn
検出せず
0.05ppm
原子吸光光度法
Ni
検出せず
0.05ppm
原子吸光光度法
T-Cr
検出せず
0.5ppm
ジフェニルカルバジド吸光光度法
試験依頼元:(財)日本食品分析センター(平成6年4月7日/第OS7031168-001号)